シルバーカー

 シルバーカーは大きく分けてコンパクトタイプ、ボックスタイプ、より安定した歩行車タイプに分ける事が出来ます。

以前はボックスタイプが主流でしたが、最近は取り扱いがしやすいコンパクトタイプが人気です。

コンパクトタイプは座面の後ろに袋が付いて、持ち手が自転車と同じものと、横一本の二つのタイプに分かれ、手動ブレーキの作りが違います。軽くて折り畳むと小型になる物が多く自動車のトランクに入れて旅行のお供に持ち運びも楽ですし、ご自宅の玄関先に置いておくのも邪魔にならないよう作られています。

ボックスタイプは全体に幅が広く座面の下に四角いボックスが付けられ、主にお買い物に向いています。ブレーキは横一本のものがほとんどになります。

公園などで長時間座られるのなら、このボックスタイプの座面が一番大きくナナメ座り出来て重量も重いため安定感があります。

歩行車タイプは歩行器にタイヤが付いており、コの字形状の枠に身体を入れて上から重心を掛ける様に操作します。

座面が前に取り付けられており、座る場合これを引き出して自身がくるりと回転して椅子に座ります。

歩行安定感から言えばこの歩行車タイプが一番ですが、重さや取り扱いはその分前者に劣ります。

廉価版で、ブレーキが片方にしか付いてないもの、タイヤが全部で4輪(通常は6輪)のものがありますので、ご自身の体力や使用頻度を考えお選び下さい。