褥瘡予防具について

褥瘡予防品、クッション、円座コーナー。

褥瘡(じょくそう)とは床ずれの事です。

施設などでは、あまり手の掛からない利用者を椅子なんかに長時間座らせっぱなしにする事があります。

もちろんヘルパーさんの人数不足や激務は承知の上ですので、座らせっぱなしの良し悪しの話しは置いといて。

人間はわずか数時間で褥瘡ができると言われてます。

映画館でおしりが痛くなった経験は誰でもあると思います。

あの痛さが褥瘡のステージ1だとも言われてます。

そこで褥瘡予防品の登場!

クッションの中身がソフトビーズで出来ているやつです。

昨今はおしゃれな小物なんかを売っているお店でも見かけますね(うちもまずまずおしゃれだと思うけど自分から言いたくない)。

でも、普通のお店で売ってるやつと介護用品との決定的な違いは、ズバリ通気性です。

中身のソフトビーズが良い感じにずるずる動いてくれるのでお尻への接地面積が最小限になるように出来ています。

考えて作ってますねー。

昔はホントただの小さい粒のビーズがパンパンに入ったものがほとんどだったのに、この進化は驚きですね。

もちろん、寝たきりの方にもサイズが色々ありますので専門家に相談の上お決めくださいね。

この中身、中身がポイントですよ。

ウレタン製は逆効果ですからね。

エアークッションはもっての他。

浮き輪の上に2時間も座ってみると分かります!

浅田真央ちゃんのCMでお馴染みエアウィーヴの座布団も良いと思いますが小売店への卸が無いのですよ。

昔はあったのに、大人の事情なのでしょうかね。

種類が多すぎて、座る時のことを前提に書きましたー。

寝たきりの方の足のかかとの褥瘡予防具なんかもあったりして。

ホント、メーカーさん頑張ってますね。

あと、紙面の関係で、はしょって書きますが円座は痔ろうの方向けだと思って下さいね。

と、なんか、先生みたいになっちった夕方の店員…