多点杖・四点杖

一本杖よりより安定しているものが多点杖、四点杖となります。以前はその重量(1キロ以上)から、病院や施設内など短距離の移動のみに使われる事が多く医療品の意味合いが強かったものですが、近年はメーカーの努力により一本杖とあまり変わらない重さのものも開発されています。杖の取っ手部分は手のひらで包み込むパターンと、人差し指と中指で挟んで使うパターンのものに分けられます。人間の歩行に合わせシャフト部分が可動するものも作られています。下の石突きが(原則4つ)地面に付く面積が大きいほど安定性はありますが、その分重量が増します。直線の物と、シャフトがS字に曲げられ立ち上がりの補助を考えた物が御座います。1本杖同様、ゴムチップ(石突き)は消耗品で溝が無くなったら早急にお取替えください。当然ながら高さの調節は可能です。女性など体の小さい方向けに3点杖で高さが非常に短くなるものも御座います。また、注意点として安価なものは高さ調節ボタンが鉄製のものがあり、錆による腐食が発生するため十分な注意が必要です。この度、特定介護用品購入の「選択」が可能となっております。